問題が発生したときにどのようにハンドリングするか、製品に関わることではマーケティング、技術的な問題では技術グループが対応するという前提があります。
しかし、今までにない要求や問題や課題が発生した場合には、「だれが」ハンドリングするのでしょうか。ざっくりと品質ならマーケティング・品質管理?ちょっとでも難しい技術用語が出てきたら技術グループでしょうか?
問題や課題をハンドリングするには下記のスキルが必要です。
・各部署の役割を把握している、また仕事の流れを理解している →参考:オブジェクト指向のススメ
・各部署の役割を把握した上で、効率的な手段を考慮できる →参考:製造業 開発現場のプログラミング技術レベルは20年遅れ
つまり、仕事上の役割や流れを理解(各部署の役割を把握)していることが前提で、上記の2点は問題や課題に対して「だれが」「何を」して解決するべきかが無理なく定義できるスキルの事です。
例えば、仕様環境外のスペックを要求されたとします。
この場合、仕様は不変なものであるという前提なので、それを変更することはできません。
そうなれば、顧客が納得できる状況を作ることになります。
例を上げれば、「使用環境を改善する」か、「顧客が納得する条件を決めてもらい判断してもらう」かがあります。
「顧客が納得する条件を決めてもらい判断してもらう」を選んだ場合では、
・営業担当は、顧客に条件を決めてもらい、顧客自身で結果を判断してもらうことの了承を得る
・マーケティングはその提案内容でビジネスを進めてよいかを判断する
・技術グループは仕様で認められないことはその旨を正確に伝える
という分担が考えられます。
この、「顧客が納得する条件を決めてもらい判断してもらう」というのが方向性の決定で、それを実現するために「各部署の役割を把握した上で」各位の動きを決めることができる、それを進めることが問題ハンドリングです。
問題ハンドリングには「各部署の役割を把握」=仕事の定義、職掌の明確化、仕事を依頼する手順、という基本があって初めて効率的な対処ができるようになります。思いつきで新しい仕事の道を作ったり変化球を投げるのはアイデアマンではなくただの行き当たりばったりです。
数年前まで「売れない製品」と社内で言われていた製品が今や「売りやすい稼げる製品」となったのは、上記の基本がある為に知識が全く無くとも販売ができるようになったことが大きな要因です。既にある「基本」は認識しずらいですが、ルールや仕組みとして根底にあるものです。





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