日常業務で「業務を依頼する際」に電話・オンライン通話での会話は必要でしょうか。
別稿の「ブジェクト指向のススメ 2」で記載した通り、個々の業務分担が明確で、そこへの依頼内容が明確であれば、定型業務の依頼はWebフォーム入力等の定形フォーマットで十分です。
では、なぜ、執拗に電話・オンライン通話での業務依頼が必要となってくるのでしょうか。
それが必要と言われている理由で耳にするのは下記です。
・難しい案件だから口頭で伝えたい
・ニュアンスをわかってほしいから口頭で伝えたい
・対面だとイノベーションが生まれる
まず、結果から記載すると上2つは伝える側の文書化の能力不足による言い訳でしかありません。
難しい案件を伝える、ニュアンスを伝える事が口頭でしか出来ないのは、文書化能力が著しく不足している為です。文書化して相手に詳細を伝えることが出来ないので、簡単になんとなく口頭で話してわかってもらいたい(相手の理解力に依存したい)という理由でしかありません。(仕事上で伝えたいことの文書化・言語化は重要。)
文書化して履歴に残すという重要性について考慮してみて下さい。
また、対面だとイノベーションが生まれるという意見は、「ものづくり」をしていない業務ではただの幻想に過ぎません。< /p>
冒頭に記載の通り、定型業務にイノベーションはありません。
どれだけのパターンの要望に既存の仕組みで対応出来るかだけです。
そしてそのパターンをどれだけ定型化して共有し、活用できているかでしょう。
定型業務で発生した問題の解決で口頭での会話を好むのはイノベーションが必要なのではなく、ただ「行動する理由」が必要なだけです。
それは顧客に対する説明であったり、上司や社内上層部への意見であったり、同僚に対してだったりしますが、定型業務ではそこに新しいアイデアがあるわけではなくて、理屈をひねくり出すためです。これも全て口頭で行われるのでしょう。
それをイノベーションと呼ぶのであれば、それも立派な理屈です。
イノベーションと言うとカッコいいし、対面だとコミュニケーションした気になれます。たとえそれが伝えたいことを文章に書けないという理由であったとしても。
殆どの場合、方針に対して理解不足である者同士がお互いに理解を補完しあっているだけの打ち合わせであることが多いです。
二週間以上もお互いの理解を補完しあって、事態は何も進展していないということはよくあります。
もしくは、自身に不都合が生じてはいけないのであえて文書化せずに口頭での説明をする場合も見受けられます。
「コミュニケーション」(笑)したことで一定の仕事をした充実感が得られるのかもしれません。よくわかりませんが。
※未知の問題で協議が必要な場合は除きます。十分に電話・オンライン通話も活用下さい。あくまで本稿は、既知の問題や技術的な問題に対してです。いつまでもノウハウが蓄積せずにすべてが「未知」となるのは、体制の問題か新しい雇用で、いつまでも新しい気分で新しい問題に直面した俺カッコいいと思いたい人を養うためです。これも無能体制になりますが。。
相手に業務を依頼する際は、過不足無く必要な情報を連絡する、状況を端的にまとめる、それを文章にするだけです。
問題が発生した際に協議する必要があるかもしれませんが、「取付金具用のオプションをオーダーすると、取付金具の部品がついてくるんですか?」「顧客の要望を聞いたので、今、それを電話で伝えます!(これをチャットで連絡)」というような通話は必要ですか?
通話は相手の時間を自身の都合で専有するという意識を通話する側は意識した上で、本当に必要かどうかを判断出来るようになってほしいものです。







コメント