
かなり前に注文した「Retroid Dual Screen Add-on」ですが、やっと届きました。
早速、開封レビューを書いてみたいと思います。いつものようにスペックなどの詳しいことは他のサイトにまかせて、使用感等を中心に。
Retroid Dual Screen Add-on
5.5インチ(1920 × 1080、60Hz)
有機ELディスプレイ(AMOLED、タッチスクリーン)
重さ:130g
開閉角度: 120度、150度、180度
パススルー充電対応
同梱物

同梱物は本体、USB-Type Cケーブル、スペックが書かれたシート、試験合格の証書?です。
本体

本体を広げるとこのような感じ。ゲーム機を挟み込むクリップと一体化しています。

本体左側には輝度を調整するボタン

本体右側にはUSB Type-Cのポート。こちらはAndroid機と接続するUSBへパススルー充電になります。

付属のケーブルは両端が90°曲がっているタイプなので、さすとこのような感じになります。

本体と一体っぽいグリップ部には、小さなドライバーとネジ、ギターのピックのようなものが付いてきます。まさか、グリップをRetroid Dual Screen Add-onから外すためにこれを使ってグリグリやれと言う感じでしょうか。
とりあえず使ってみる:AYANEO Pocket S2

上のグリップ部分が音量ボタンに干渉しますね・・・。とりあえず問題なさそうなので、ケーブルを指してみると、Dual Screen側にしか画面が表示されません。Retroid Dual Screen Add-on側はなぜか90°回転しています。
AYANEO Pocket S2は普通のモニター等にUSBで接続しても、本体側の画面が消えるので、それはPocket S2の仕様かもしれませんが。
ちなみに、前世代機のPocket Sでも試してみた所、本体をグリップすることは出来ませんでした。動作的にはS2と同じです。
とりあえず使ってみる:Retroid Pocekt 4 Pro

「Retroid Dual Screen Add-onは同期の問題でRetroid Pocekt 4 Proには対応していない」と事前にRetroidからメールがあったのですが、私は「Retroid Dual Screen Add-on」の「for Retroid Devices」版ではなく「for Other Devices版」を購入していたので、念の為接続してみました。
グリップが大きくてRetroid Pocekt 4をホールド出来ません。ケーブルを接続してみると本体とRetroid Dual Screen Add-onの両方に画面が表示されました。
この状態でDrasticを起動してみましたが、ゲーム選択をしようとするとDrasticが落ちてしまいます。うーん、、、
とりあえず使ってみる:Google Pixcel 9a

Retroid Dual Screen Add-onをPixcel 9aに接続してみると、ディスプレイをミラーリングするかどうかの確認が表示されます。ミラーリングするを選択してみましたが、何もRetroid Dual Screen Add-onには表示されませんでした。
まとめ・感想など
グリップも多少左右に開くとかすれば、Retroid以外の機種でも本体のボタンを避けてホールドすることも出来たかもしれません。グリップの縦サイズもどこから来たのかわからない115mmという最低サイズが決まっています。
何かをグリップしないと、単体で自立することも出来ないので、グリップ自体もあまり役に立ちません。せめてグリップが取り外しか変形ができて簡単にスタンドにできるとかすればいいのに。
あまりにも安直な設計に見えます。
Retroidの公式ページを見ても、Android用のユーティリティソフト等はありません。Pixcelで使えたら、サブディスプレイ的に使えて面白いかなともおもいましたが、難しそうですね。
無いならユーティリティソフトを作ろうかと思いましたが、調べてみると外部ディスプレイの制御や本体の画面制御にはRoot化やそのメーカーの提供するAPI(ドライバ的な?)が無いと簡単に実装出来ないようです(さっと調べただけですが)。

更に言うなら、一緒にオプションで購入したこのケース。この写真や名前から、「Retroid Dual Screen Add-on」専用のケースかと思いましたが違いました。


デカいです。どうやらRetroid Pocket 5にグリップを装着して、更に「Retroid Dual Screen Add-on」をつけたときのケースだと思われます。。「Other Devices用」を買った私にこれが来てどうしろというのでしょうか。これを「Retroid Dual Screen Carrying Case」という名前で売りますか?アホでしょうか。
結論から言うと、「Retroid Dual Screen Add-on」の「for Other Devices版」は全く使えません。AYANEO Pocket S/S2に接続した際に本体側の画面が消えてしまうのはAYANEO Pocket S/S2の仕様として仕方がないかとも思いますが、最もAndroidの標準仕様に近いと思われるPixcel 9aで何も表示されないのは致命的ではないかと思います。ちなみに手持ちのXperia 1 IIIに接続するとRDSに画面が表示されました。
一体これでどうすれば良いのやら。現時点ではまったく無駄な買い物でした。
追記。2025/9/10
ネット掲示板で投稿者の方から情報を頂きました。下記からいくつかのツールをDLできそうです。
3つのツールが公開されているようです。
1️⃣RDSTouchUpdater_landscape.exe
→おそらくRDSを強制的にランドスケープ状態にするWindows用ツール
2️⃣RDSTouchUpdater_portrait.exe
→おそらくRDSを強制的にポートレート状態にするWindows用ツール
3️⃣Launcher3QuickStep.apk
→RetroidのAndroid機用のホームアプリ
さっと試しただけですが、現状では1️⃣、2️⃣はRDSをPCに接続しても「ドライバーがないので認識できない」とバルーンメッセージが表示されます。ためしにツールを起動すると、RDSを検知できないとのことで使えないようです。The RDS add-on ships with a portrait display orientation and a landscape touchscreen orientation; this is the default configuration used for Retroid Pocket devices.とのことで、Other Devices用には使えないのかもしれませんね。
3️⃣については、AYANEO Pocket S2で/Retroid Pocekt 4 Proは何やらエラー表示されセットアップ出来ませんでした。

こちらの記事のコメントで、AYANEO Pocket S2ではAYANEO Settingで画面出力先を選択できると教えていただきました!

これでRDSとAYANEO Pocket S2本体の両方に画面が出力されるようになりました。あとはどうやってRDSが90°回転しているのを直すか。。。上記の1️⃣または2️⃣のツールが使えれば良さそうなのですが。
追記。2025/9/11
https://github.com/RetroidPocket/Retroid_Dual_Screen_Add-on_Support
こちらにあった下記のツールですが、Windowsで使えました。使用するWindows機がUSB-Cで外部モニター出力に対応している場合でしか使えないようです。
1️⃣RDSTouchUpdater_landscape.exe
2️⃣RDSTouchUpdater_portrait.exe
使ってみた結果、1️⃣RDSTouchUpdater_landscape.exeは何やらRDSの書き換えには成功するようです。

しかしRDSの表示が90°回転している状況はかわらなかったので、2️⃣RDSTouchUpdater_portrait.exeを試してみた所、書き込みは成功したようですが、RDSの表示が90°回転している状況は変わりません。

Windowsでは各画面の方向は変更できるので、設定すればPCの小さな拡張画面としてRDSは使えそうです。でもそうすると、取り外しも出来ないグリップがひどく邪魔。あと、付属のケーブルがクソ。
そして、AYANEO Pocket S2に接続した場合、
1️⃣RDSTouchUpdater_landscape.exe
2️⃣RDSTouchUpdater_portrait.exe
のどちらを適応してみても、RDSの表示が90°回転している状況は変わりません。
せめてAndroidのアプリで良いので、表示方向を変えれる・指定アプリを各画面の表示に指定できるユーティリティーアプリでも出してくれればいいのに。
公式が出してるグリップの外し方動画。分解してるじゃんwwこれユーザーがやるの???ww正気とは思えないww
追記。2025/9/15
RDSの表示が90°回転回転する場合がある、DP Alt mode対応のAndroid機でもRDSに画面が出力できない場合がある、サポートにあるツール類がインストールできない・効果がない旨をRetroidに連絡してみた所、下記の返答がありました。
Since it is not a Retroid device, this type of compatibility issue would need to be addressed through a software update on the device itself. We recommend reaching out to the manufacturer or seller of your device to ask if a system update is available that might improve external display support.
RDSを使用するAndroid機側で対応する必要があるとのこと。要はRetroidは何もせずこのまま放置ということですね。エミュレータ毎の対応はわかるけど、なんで数ある他のHWメーカーがRDSをサポートすると思ってるんだろう。じゃあなんで「Other Devices」のRDS出したんだ・・・。
追記。2025/9/22
※本記事のコメントで「さふぁ」様から情報を頂き、AYANEO Pocket S2でRDS使用時も正しく回転して画面が表示されるようになりました!!!

「さふぁ」様の投稿より
”私も同様にayaneo pocket sにて画面が縦になってしまう現象で悩んでいました。
Xで有識者にお聞きしたところ以下の回答があり、実行してみたら2画面で使用することが出来ました。(タッチが効かない問題はありますが)
下記のリンクのスクリプトを参照
https://github.com/mdbell/sfrotate/releases/tag/v0.2.0
sfrotateフォルダとinject.shをSDカードのルートに配置
AYA SettingのDeviceにあるRun ScriptからSDカードのinject.shを選択して実行”
これでしっかりと遊べるようになりました!!ありがとうございます!
■動作状況
Azahar:
設定でちゃんと2画面にすることができました!
Azaharはなんとなく表示が安定しない気がします。Citraの方が正しく画面が表示されていた気がします。。。まあ、それはアプリ側の話ですね。
Citra、Citra mmj:
あまり野良APKは使いたくなかったので、それらしいGitHubから試してみましたが、セカンドスクリーン表示対応のものが見つけられませんでした。。。Citraの方はAzaharで表示できない部分が表示できていたのでありがたかったのですが、2画面が使えないのは残念ですね。
Drastic:
設定でちゃんと2画面にすることができました!
今のところあんまり問題はなさそうに見えます。
MelonDS:
GitHubのNightly版も試してみましたが、セカンドスクリーンに表示する機能がないようですね?一部では、その機能はあると某掲示板で書き込みがありましたが・・・。





コメント
AYANEO端末の外部モニター接続時の出力先ですが。
AYASetting→Device→Casting Setting→Display Settingで出力先の変更できませんか?
自分の場合はAYANEO Pocket ACEで同じ状態になり、メーカーに問い合わせして設定方法教えて貰いました。
>イコちゃんさん
情報ありがとうございます!そちらの設定で本体にも表示されるようになりました!
ただ、RDSが90°回転したままなので、そちらがどうにかならないか触ってみます!
私も同様にayaneo pocket sにて画面が縦になってしまう現象で悩んでいました。
Xで有識者にお聞きしたところ以下の回答があり、実行してみたら2画面で使用することが出来ました。(タッチが効かない問題はありますが)
下記のリンクのスクリプトを参照
github.com/mdbell/sfrotat…
sfrotateフォルダとinject.shをSDカードのルートに配置
AYA SettingのDeviceにあるRun ScriptからSDカードのinject.shを選択して実行
すいません、リンク間違えてました。
https://github.com/mdbell/sfrotate/releases/tag/v0.2.0
>さふぁ さん
情報ありがとうございます!試してみた所、AYANEO Pocket S2でRDSの画面が回転して、正しく表示されるようになりました!!